“妖怪人間・亀梨”にKAT―TUNメンバーもドン引き

[ 2011年10月14日 17:45 ]

 22日にスタートする日本テレビ系連続ドラマ「妖怪人間ベム」(土曜後9・00)の制作発表会見が14日、川崎市多摩区の同局スタジオで行われ、主演の「KAT―TUN」亀梨和也(25)をはじめ、杏(25)、鈴木福(7)、柄本明(62)、北村一輝(42)といった主要キャストが顔をそろえた。

 同作は68年10月から69年3月までフジテレビで放送され、最高視聴率は20%超(関東地区、ビデオリサーチ)を記録したテレビアニメのドラマ化。正義の心を持った妖怪人間のベム、ベラ、ベロが「人間になりたい!」と願い、人間のために悪と闘う“闇のヒーロー”物語で、ドラマ版の舞台は現代となる。

 ベムを演じる亀梨は「ベムは寡黙で感情が相手に伝わりづらい。動きの1つひとつが軽くならないように気をつけながら、自分らしいベムを演じることができたらと思ってやっています。特にうれしいのも悲しいのも怒りも、すべて目で伝えないといけないので、目の芝居には気をつけてますね。この作品で僕自身も見たことない自分が見られるんじゃないかなと。何もかもが初体験な感じなので、現場にいるのが楽しい」と充実した表情を見せた。

 今ではすっかり妖怪人間になりきっているようで、「最近はベムでいる時間のほうが長いので、普通に亀梨でいる時のほうが違和感がありますね。心は妖怪に染まっています。現場のノリでKAT―TUNの中に入っていったら、思いっきり引かれて(メンバーに)『現場楽しいんだね』って言われました」と話し、笑いを誘っていた。

 妖怪人間は人間に近い姿の時と、本来のグロテスクな姿の時があるが、いずれも特殊メークを使って表現することになる。特殊メイクには、長くて2時間半程度かかるといい、「特殊メイク中は手も使えないですし、(杏と鈴木と)3人でテーマ曲を歌いながらやってたりします」。

 主題歌はKAT―TUNの歌う「BIRTH」に決まった。「ドラマの世界感にぴったりな歌詞の内容になっているし、楽曲も40年以上前の曲調を今風にアレンジさせてもらっている。どこか懐かしいような感じもあるし、KAT―TUNらしさもある。楽しめましたね」と仕上がりに自信を見せていた。

 初回は15分拡大で放送される。

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2011年10月14日のニュース