フジ大打撃!「ヘキサゴン」代替番組視聴率2ケタ割る

[ 2011年8月26日 06:00 ]

島田紳助さん 引退

 島田紳助さん引退の波紋は25日も広がった。フジテレビ「クイズ!ヘキサゴン2」で紳助さんに才能を見いだされ大ブレークした上地雄輔(32)は沈黙を破って初めてコメント。テレビ各局はこの日も引き続き対応に追われた。

 フジテレビはこの日、「クイズ!ヘキサゴン2」を当面の間、休止すると正式に発表。31日の放送は「世界おもしろ珍メダル!バカデミービデオ大賞」に差し替える。同日以降の代替番組は現在も調整中。関係者は「秋の改編で打ち切りになる方向」と明かした。

 24日の放送分は、紳助さんの23日夜の引退会見を受けて「タカトシ・温水の1000円握って食べまくり旅 アンコールSP」の再放送に差し替えられた。ビデオリサーチの調べによると、この代替番組の平均視聴率は関東地区で8・6%。「…ヘキサゴン2」は05年の番組開始以来、2ケタの視聴率をほぼキープしてきただけに打撃は小さくない。前週(17日)は12・0%だった。

 関西地区の平均視聴率は5・4%。こちらは前週の13・5%から半分以下に激減した。

 一方、同時間帯のNHK「ニュース7」は関東地区で前週平均が16・8%だったのに対し、24日は17・7%。紳助さん関連の報道などで高視聴率を獲得するという皮肉な結果になった。

 また、朝日放送は、関西ローカルで放送されている「クイズ!紳助くん」の29日放送分について、番組名を変え、紳助さんの登場部分を削除して放送することを決めた。

 テレビ各局は今月末から来月半ばにかけて、秋の番組改編の説明会を予定している。再編成を迫られる局もあるとみられ、まだまだ混乱は続きそうだ。

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2011年8月26日のニュース