小林幸子 米を被災地へ「私が稲刈りをして届けます」

[ 2011年8月4日 06:00 ]

32年ぶりに歌唱キャンペーンイベントを行った、小林幸子

 演歌歌手の小林幸子(57)が3日、兵庫県西宮市の阪急西宮ガーデンズで新曲「おんなの酒場」のPRイベントを開いた。

 店頭での歌唱キャンペーンは32年ぶり。真っ赤なドレス姿で登場すると「一人一人の顔がよく見えますね。原点に戻ったような気がします」とステージを降り、最前列のファンにマイクを差し出した。自身の歌唱法を“伝授”するファンサービスを披露し計3曲を熱唱。駆けつけた約1200人を魅了した。

 小林は4月、東日本大震災の被災地である福島県や宮城県を慰問した。04年10月、故郷の新潟県で新潟県中越地震が発生。「同じ痛みを感じた者として気持ちを伝えたかった」。10月には被災地へ精米を届けるという。

 新潟県中越地震では被害が甚大だった旧山古志村(現長岡市)に総額2000万円の義援金を寄付。その縁で、村から「幸子田」を提供された。「私が稲刈りをして届けます」と意気込みを語った。

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2011年8月4日のニュース