宮根アナ 神戸から“音返し”復興支援ライブで司会

[ 2011年5月11日 06:00 ]

 読売テレビが東日本大震災復興支援ライブ「Sing for EAST」を6月11日に神戸国際会館で開くことが10日、分かった。

 出演アーティストはET―KING、スキマスイッチ、SPEED、ファンキーモンキーベイビーズの4組で、司会はフリーアナの宮根誠司(48)。会場に募金箱を設置し、チケットの売り上げ全額とともに「24時間テレビ」を通じて被災地に寄付する。

 阪神大震災当時、ABCの局アナだった宮根は「アナウンサーの役目を教えられた」と振り返る。司会を務めていた「おはよう朝日です」で被災地の情報を伝えながら胸を痛めていたが、現場に行くと被災者から逆に励まされ、同局には「いつまでも暗い顔をするな」との電話や投書が相次いだという。

 だからこそ「僕たちが元気じゃないとダメ。16年前に義援金や支援物資を届けてもらった恩返しをする番。神戸でやる意味は大きい」と力説。震災で全壊したものの、99年に建て直された会場でマイクを握る。

 趣旨に賛同して出演するSPEEDも「日本中に笑顔が戻りますように」と意欲。当日は東北民謡の演奏や物産展なども計画されている。

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2011年5月11日のニュース