さとう宗幸が国歌斉唱「リーグ優勝に期待」

[ 2011年4月30日 06:00 ]

試合前セレモニーで国歌斉唱する(左から)佐藤琴美さん’、さとう宗幸、今野靖子さん

 楽天のホーム開幕戦の試合前に国歌斉唱した仙台市在住の歌手さとう宗幸(62)は「復興の象徴として初優勝してほしい」と期待を込めた。

 さとうは「選手たちは被災者の思いをプレッシャーに感じず、期待に押されるように伸び伸びとプレーしていた。クライマックスシリーズ進出はもちろん、初のリーグ優勝が期待できる」と胸を躍らせた。

 試合前、宮城県南三陸町で被災した女子中学生2人と手をつないで国歌を斉唱した。球団から国歌斉唱の依頼を受け、被災者や避難者を元気づけようと自ら企画。「2人は精いっぱい大きな声で歌ってくれた。ナインの心にも届いたと思う」と感激した。

 仕事のため、6回の攻防を見て球場を後にしたが「マーくんの気迫が凄かった。勝つと信じていた」と話した。

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2011年4月30日のニュース