【スポニチプラザ便り】三矢直生 熱唱にファン感激

[ 2011年4月30日 06:00 ]

トークショーの最後に参加者とジャンケン大会する三矢直生

 オープン1周年を迎えたスポニチプラザ大阪で29日、“宝塚デー”が開かれ、元花組の三矢直生(47)がトークショーを行った。

 三矢は黒木瞳、真矢みきらと同期の67期生。この日は宝塚入団のきっかけや退団後のエピソードを披露したほか震災の被災地への思いを込めて「アメージング・グレイス」を熱唱して集まったファンを感激させた。

 中卒で宝塚に入団。「宝塚も男役も大好きだったんですが歌を究めたい」と10年で退団。一念発起して大検、センター試験に挑戦。「受験生役になりきって役作りのつもりで勉強した」のが功を奏して一発で合格、34歳で東京芸大に進学した。

 声楽科卒業後に12歳年下の同級生と結婚、7歳の長男がいる。「人生何が起こるかわかりません」。現在は主婦業、歌手活動の傍ら古巣の宝塚で後輩の歌唱指導にあたっている。

 「大阪にくると元気がもらえます。プラザさんも活気があっていいですね」と急きょアカペラで歌を披露。「今度はコンサートで来たい」とすっかり気に入った様子だった。

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2011年4月30日のニュース