二郎さんの顔見なかった欽ちゃん 足元にバラの花を手向けた意味は…

[ 2011年3月14日 08:43 ]

 10日に脳梗塞のため死去した「コント55号」の坂上二郎さん(享年76)の密葬が13日、栃木県那須塩原市内の斎場で営まれた。

 昨年12月に坂上さんの病室で会って以来の対面。「ボクの中で二郎さんは生きてるから、顔は見なかった」が、「55号は最高だったね」「優しくしてくれてありがとね」「あしたまた会おうな」などと声をかけたという。

 顔を見ないよう手を合わせ、「二郎さんの足元にも及ばなかった」という意味を込めて足元にバラの花を手向けた。

 「私の中から坂上二郎の笑いは消えないよ。消せっこないよ。あの笑いとはサヨナラできないね。これからも、ボクの中でコント55号はやりつづけるよ」。最後の最後まで涙を見せず、笑顔で二郎さんを見送った。

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2011年3月14日のニュース