佐野元春「生き残った君の生を讃えてみてはどうだ?」

[ 2011年3月14日 06:00 ]

東日本大震災を題材に書いたとみられる詩をホームページに掲載した佐野元春

 歌手の佐野元春(55)が東日本大震災を題材に書いたとみられる詩が、13日、公式ファンサイトに掲載された。

 「それを“希望”と名付けよう」と名付けられた詩で「君は同胞の死を気にかけているんだろうが、たとえば、偶然にも生き残った君の生を讃(たた)えてみてはどうだ?」と、生き残った人たちに対する前向きなメッセージとなっている。

 関係者は「13日は佐野自身の誕生日でもあり、率直な思いをそのまま詩にした」と説明。チャリティーソングとして発売する可能性などについては明らかにしていない。

 佐野は地震の被害を踏まえ、12、13日に予定していた東京公演を中止。同サイトに「一刻も早い復興がなされること、全国のファンの皆さんが無事であることをお祈り申し上げます。また日をあらためてみなさんと会いたいと思います」とコメントを寄せている。 

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