田代まさし被告の動機「シャネルズのイベント参加断られショックで…」

[ 2011年1月14日 13:41 ]

 覚せい剤取締法違反などの罪に問われたタレント田代まさし(本名政)被告(54)の第2回公判が14日、横浜地裁(香川礼子裁判官)であり、田代被告は被告人質問で「(所属していたバンド)シャネルズのデビュー30周年イベントに参加できずショックだった。つらさから逃れたいと思った」と、再び薬物に手を染めた動機を明かした。

 田代被告は、薬物入手のきっかけについて「昨年3月に握手会で、初対面の男から大麻を手渡された」と説明。デビュー30周年イベントはその約1カ月前に行われたが「レコード会社に『犯罪者だから』と参加を断られた」と述べた。

 また、覚せい剤やコカインなどは交際相手の荒井千恵子被告(50)=公判中=が密売人から入手していたとし「僕がつらいのを知って、用意してくれていたんだと思う。彼女の行為に対する僕の気持ちとして金を渡したが、薬の代金としてではない」と主張した。

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2011年1月14日のニュース