清水健太郎「罰するだけでなく治療もして!」

[ 2010年11月2日 06:00 ]

懲役2年6月を求刑された清水健太郎

 自宅で覚せい剤を吸引したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われた俳優清水健太郎(本名園田巌)被告(58)の初公判が1日、東京地裁で開かれた。被告は起訴内容を認め、検察側は懲役2年6月を求刑し即日結審した。判決は16日。

 83年以降、大麻や覚せい剤所持、ひき逃げなどで5回逮捕され、うち3回服役。被告人質問では自ら「根本的に薬物に対する罪の意識が希薄」と述べ「刑務所を出たときは薬物をやめられたと思っていたが、自分は薬物依存です。病気を治すことに専念する」と続けた。最後は「捕まえて処罰するだけでなく、治療もしてほしいと声を大にして言いたい。そういう国であってほしい」と話した。情状証人として出廷した内縁の妻が証言台に立つと、目を閉じてうつむく場面もあった。

続きを表示

2010年11月2日のニュース