目と手で全力演技 松雪泰子「思いが強く出過ぎて…」

[ 2010年11月2日 17:22 ]

会見に出席した松雪泰子(左)と神木隆之介

 NHKドラマ「心の糸」(27日午後9時)の記者会見が2日、東京・渋谷の同局で行われ、女優の松雪泰子(37)と俳優の神木隆之介(17)が出席した。

 耳の聞こえない母とそれを支える息子の絆を描いた物語。「夜に海輝き」以来19年ぶりに同局のドラマに出演する松雪は、初のろう者役に挑戦した。

 撮影前に1カ月間、みっちりと手話を特訓。「チャレンジしがいのある作品だった。伝えたい思いが強く出過ぎて、目でしか感情を訴えられないんじゃないかと思うあまり、(神経が目に集中して)眼球が痛くなった」と葛藤しながらも夢中になって演じたエピソードを明かした。

 今春放映された日本テレビ系ドラマ「Mother」に次ぐ母親役には「私自身も10歳の男の子の母である。そういう意味では自然にできた。母子の深い絆を感じられる作品」と柔和な笑顔を見せてPRした。

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2010年11月2日のニュース