真木よう子もビックリ!お竜さんブームでランチメニューも

[ 2010年8月26日 13:05 ]

 坂本竜馬の妻お竜の墓がある神奈川県横須賀市が、墓参りに訪れるファンでにぎわっている。勝ち気で型破りな女性だったと伝えられる人柄にひかれて来る人が多く、地元飲食店は夫婦にちなんだランチも開発。竜馬ブームを町おこしにつなげようと躍起だ。

 お竜が眠るのは横須賀市大津3丁目の信楽寺。7月下旬、友人と訪れた東京都港区の会社員女性(35)は「竜馬を命がけで支えた芯の強さに魅力を感じる」と墓に手を合わせた。
 京都の寺田屋で竜馬が襲われた時、入浴中に危機を察知し、裸で飛び出して竜馬に知らせたエピソードは有名だ。横須賀市によると、お竜は竜馬と死別後、商人と再婚し、晩年を横須賀で過ごした。
 大津地区の商店街でつくる大商チェーンの西村覚会長(69)によると、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」で女優真木よう子(27)が演じるお竜が登場した5月ごろから女性グループや中高年の客が増加。最近は週末に観光バスも立ち寄るようになった。
 このため「おりょうさんの街」と書いた看板やのぼりを寺周辺などに設置。7月からは京急大津駅周辺の飲食店5店が「夫婦ランチ」と銘打って、竜馬の好物だったとされるシャモや土佐のカツオなどを使ったメニューの提供も始めた。
 西村会長は「これからドラマの中で2人が結婚し、お竜さんの出演が増える。多くの人に訪れてほしい」と話している。

続きを表示

2010年8月26日のニュース