無罪主張の姿勢崩さず…押尾被告9・17判決

[ 2010年6月23日 06:00 ]

 昨年8月に合成麻薬MDMAをのんで容体が急変した女性を死亡させたとして保護責任者遺棄致死罪などに問われた元俳優の押尾学被告(32)について、東京地裁は22日、裁判員裁判の初公判を9月3日、判決を同17日と指定した。

 第2回公判は6日で、土日や休廷日を挟んで14日の第7回公判で結審。16日に評議し、17日に判決言い渡しの予定だ。
 起訴状によると、押尾被告は昨年8月2日、東京・六本木ヒルズのマンションで飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=とMDMAをのみ、田中さんの容体が急変したのに、救急車を呼ぶなど適切な救命措置を取らずに放置して死亡させた、としている。弁護側は「遺棄行為はなかった」として無罪主張する方針をすでに示している。

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2010年6月23日のニュース