ドラマで人気「アーノルド坊や」４２歳で死去

米ニューヨークでテレビ番組に出演したゲーリー・コールマン氏（０８年２月）

　米人気テレビ番組「アーノルド坊やは人気者」で主人公を演じた米俳優のゲーリー・コールマンさんが２８日（日本時間２９日）、脳出血のため、米ユタ州プロボの病院で死去した。４２歳。

　ＡＰ通信によると、２６日に自宅で転倒。頭がい骨を損傷し、病院に搬送された。入院直後は一時回復に向かったものの、意識不明となり生命維持装置が外されたという。コールマンさんは今年に入って発作性疾患で２度入院していた。
　イリノイ州生まれ。幼少時の腎臓の病気が原因で成人しても身長は１メートル４０だった。７８～８６年にテレビ放映された「アーノルド…」で、大人顔負けのジョークを語る黒人少年アーノルド・ジャクソンを演じ子役スターに。日本でも放映され、吹き替えの「冗談は顔だけにしろよ」という決めぜりふが人気となった。