英の世界的デザイナー マックイーン氏自殺か

[ 2010年2月12日 01:18 ]

 英国出身の世界的デザイナー、アレキサンダー・マックイーン氏(40)が11日、ロンドンの自宅で死亡しているのが見つかった。自殺の可能性が高いとみられる。英メディアが伝えた。同氏の事務所は死亡を確認したが、詳細についてコメントしなかった。

 ロンドン東部のタクシー運転手の息子として生まれ、市内の紳士服街サビルローなどでデザイナー見習いとして訓練を積んだ。有名ファッション誌に見いだされ、1992年に自身のブランド「アレキサンダー・マックイーン」を設立。
 96年に27歳で有名ブランド「ジバンシー」の主任デザイナーとなり、グッチグループの下、コレクションを発表。先鋭的な作品は「アンファン・テリブル(恐るべき子供)」「英ファッション界のフーリガン」との異名を取り、英デザイナーの象徴的存在だった。
 ナオミ・キャンベルやケイト・モスら有名英モデルのほか、人気女性歌手レディー・ガガ、チャールズ英皇太子、ゴルバチョフ元ソ連大統領ら幅広い顧客に愛された。(共同)

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2010年2月12日のニュース