四半世紀ぶり「ウィ・アー・ザ・ワールド」リメーク

[ 2010年2月3日 06:00 ]

1日、米ハリウッドのスタジオでハイチ支援のため「ウィー・アー・ザ・ワールド」を新たに録音したバーブラ・ストライサンド(中央)ら大物歌手や俳優

 1985年に社会現象となったチャリティー曲「ウィ・アー・ザ・ワールド」がハイチ大地震の被災者支援のためリメークされることになり、米ハリウッドのスタジオで1日、レコーディングが始まった。12日のバンクーバー冬季五輪開幕式で初披露される予定。

 原曲を故マイケル・ジャクソンさんと作詞、作曲したライオネル・リッチーが呼び掛け、25年前と同じプロデューサー、クインシー・ジョーンズのスタジオで録音。歌詞と曲にも手を加え、参加者約100人は全員が新しい顔ぶれになるという。CNN(電子版)によると、バーバラ・ストライサンド、セリーヌ・ディオン、LLクールJ、アッシャー、ファーギーらが参加。多くは先月31日に行われたグラミー賞授賞式への出席でロサンゼルス入りしていた。
 「ウィ・アー・ザ・ワールド」はエチオピア難民救済を目的に、故レイ・チャールズさんやスティービー・ワンダーらがリレー形式で歌唱。3000万ドル(約27億円)以上を集め、これをきっかけに地球規模の中継コンサート「ライブ・エイド」も開催された。

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2010年2月3日のニュース