GLAYデビューへの架け橋“幻の曲”初披露

[ 2009年8月17日 06:00 ]

熱唱するGLAY、(左から)TERU、HISASHI、JIRO、TAKURO

 ロックバンド「GLAY」がデビュー15周年記念コンサートを15、16日、日産スタジアム(横浜市港北区)に観客計約15万人を集めて行った。

 デビューのきっかけをつかんだ曲が初披露された。タイトルは「julia」。リーダーのTAKURO(38)が「みんなとGLAYを結びつけてくれた奇跡のような大切な曲。無理を言って(披露する)時間をもらいました。みんなは知らない曲だけどどうしても聴いてほしい」と訴え、TERU(38)がやさしい声色で歌い上げた。
 94年のデビュー曲「Rain」の原曲。メンバーが90年に北海道函館市から上京後、デビューのきっかけがつかめない中、故郷に思いをはせて作り上げたこの曲が音楽関係者の耳に留まった。TERUは「デビューから15年。もし解散していたらこの空間はなかった」と感慨深げに話し「グロリアス」「生きてく強さ」「ずっと2人で…」などヒット曲を連発した。
 15年の歴史を振り返ろうと両日、曲目を変え、計約6時間のステージを展開。この模様は17日午後10時からWOWOWで放映される。

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2009年8月17日のニュース