YOSHIKI激怒!相撲協会に猛抗議

[ 2008年9月30日 06:00 ]

28日の大相撲秋場所の支度部屋で警備担当の世話人から「靴は脱ぐんだよ」と注意されるYOSHIKI

 「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)が、日本相撲協会に怒りを爆発させた。29日、マスコミ各社にファクスを寄せ、一部で報じられた大相撲秋場所千秋楽(28日、両国国技館)でのトラブルについて説明した。優勝した友人の横綱白鵬のお祝いに駆け付けた際、同協会の世話人から「畳の上だぞ。靴を脱げ」などと、いきなり怒鳴られたことに「お客さんをこのように扱う相撲協会って少しおかしくないですか?」と訴えた。

 トラブルは白鵬と記念撮影をするため、支度部屋を訪れた際に起きた。ブーツを履いていたYOSHIKIを同協会の警備担当の世話人が「畳の上だぞ。靴を脱げ」と一喝。さらに「そこ、靴脱いで」と再び怒鳴った。

 記念撮影では笑顔だったYOSHIKIも「あの世話人の態度は人を不愉快にさせますね」と怒り心頭。X JAPANの制作運営管理委員会とYOSHIKIのマネジメント側はこの日、同協会に対して「言動が失礼」として書面で抗議、謝罪を求めた。

 同委員会によるとYOSHIKIは白鵬の希望で千秋楽を観戦。取組後、白鵬から「記念撮影だけでもしてほしい」と懇願され支度部屋を訪問した。すでに撮影は始まっていたが、同行したスタッフは「混乱を避けるため別の場所にいてほしいと言われ、外の車の中で約30分待機していた」と説明した。

 部屋に入ると入り口は関係者や取材陣でごった返していた。その時、YOSHIKIとスタッフに、世話人から「急げ」「走れ」の声が飛んだ。白鵬の前でカメラを構える取材陣を避けて脇から向かったところ「靴を脱げ」と怒鳴られた。混雑で足元が確認できる状況ではなかった。

 YOSHIKIは「僕はもともと呉服屋の長男。いくらアメリカ生活が長いとはいえ、平気で畳の上を靴で歩いたりはしません」と説明。白鵬はその日のうちにYOSHIKIに自ら謝罪。白鵬の属する宮城野部屋も「横綱の客人に対して態度が失礼すぎる」として、きょう30日にも相撲協会に抗議する見込みだ。

 YOSHIKIと白鵬は約1年前に知人を介して知り合った。白鵬がYOSHIKIの大ファンで、3月の「X JAPAN」の復活公演にも訪れている。

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2008年9月30日のニュース