狩野英孝 実家神社の鳥居や灯籠が倒壊

[ 2008年6月16日 06:00 ]

バラバラに壊れた鳥居に手を添えながら悔しさをにじませる勉さん

 「ラーメン、つけめん、僕イケメン」などのギャグでブレーク中のお笑いタレント狩野英孝(26)の実家も被災した。栗原市にある「桜田山神社」で1500年の歴史があり、父勉さん(55)が38代目神主。母千代子さん(53)、祖母(85)の3人ともケガはなかったが、約300年前に建てられた参道入り口の鳥居や灯籠(とうろう)5本が倒壊。社殿の土台や柵などに亀裂が入った。

 千代子さんは「電話が入れ違いになって14日午後1時半ごろに英孝と話しました。鳥居が壊れて部屋もめちゃくちゃだよと報告したら、“壊れたものなんていいから!ケガはないの?無事なの?”と気遣ってくれた」と話した。勉さんも無残に崩れた境内を見つめ「最後に英孝が帰ってきたのは昨年8月。この光景を見たらどう思うだろう…。早く片づけたいけど、重機じゃないと移動できないし。しばらくはこのままにしておくしかない」と肩を落とした。

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2008年6月16日のニュース