有名女優の長男に懲役1年4月「実刑が相当」

[ 2008年6月16日 11:41 ]

 東京都港区の自宅で覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われた女優大空真弓の長男で元俳優中田元博被告(33)に、東京地裁(戸苅左近裁判官)は16日、懲役1年4月(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 戸苅左近裁判官は判決理由で、02年に覚せい剤使用などで執行猶予付きの有罪判決を受けたことを挙げ「わずか1年半後に再び覚せい剤を購入、使用しており、規範意識が希薄。母親が更生の環境を整える努力を法廷で表明した事情を考えても実刑が相当だ」と指摘した。
 6月2日の初公判では大空が証人出廷し、被告を今後監督すると誓っていた。
 判決によると、中田被告は執行猶予中の03年10月12日ごろ、港区の当時の自宅で覚せい剤を吸引して使用した。

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2008年6月16日のニュース