ジャニーズ初!嵐 秋に中国本土公演

[ 2008年6月16日 06:00 ]

 人気グループ「嵐」が今秋にアジアツアーを開催する。9月5、6日の東京・国立競技場公演を皮切りに台北、ソウル、上海を回り、17万3000人を動員予定。中国本土での公演は、ジャニーズ事務所のタレントでは初めて。15日は、初の5大ドームツアーの一環で東京ドームで公演。11月にはデビュー10年目に入り、嵐はさらに飛躍する。

 ツアータイトルは「ARASHI AROUND ASIA 2008」。アジアツアーは台北、ソウルを回った06年以来2度目となる。

 特に上海公演は、延べ27カ所で海外公演を開いてきたジャニーズ事務所にとっても初めて。二宮和也(24)は「上海公演はジャニーズにとっても大冒険。こんなものかと思われないよう頑張ります」。櫻井翔(26)は「これをきっかけにまた大きく成長したい」と意気込んだ。

 国立競技場での公演もSMAP、DREAMS COME TRUEに続いて3組目。野外公演は初挑戦となる。メンバー5人はすでに競技場を下見しており、松本潤(24)は「こんなことができればという構想はあります」。ステージ演出には定評のある嵐だけに、ユニークな仕掛けが期待できそうだ。

 シングル「A・RA・SHI」でデビューして11月3日で丸9年となり、10周年に向かっていく。今年は5大ドームツアーに加え、日本テレビ「24時間テレビ」(8月30、31日)での司会、アジアツアーと続く充実の1年になる。

 この日の公演も、大掛かりな演出が続々。白馬などをかたどった巨大移動式ステージに5人が乗り込み、テーマパークのパレードをほうふつさせた。後半のオープニングでは5人が幅20メートルの巨大バルーンに高さ30メートルまでつり上げられて登場。新曲「One Love」など32曲の熱唱で約5万5000人をあおった。

 3度目のアンコールでは、17日に25歳の誕生日を迎える二宮を祝い、観客を含む全員でバースデーソングを大合唱。6月1日の名古屋公演で右手を骨折した櫻井もケガを感じさせないダンスで全快をアピールした。

続きを表示

2008年6月16日のニュース