阿部監督「中継ぎ陣の頑張りで今の位置にいると思っている」 西舘10試合、バルドナード11試合無失点

[ 2024年4月25日 22:06 ]

セ・リーグ   巨人3―2中日 ( 2024年4月25日    東京D )

<巨・中>2位に浮上した巨人・阿部監督はファンにあいさつする (撮影・西川祐介)
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 巨人の阿部慎之助監督(45)は坂本勇人内野手(35)の逆転3ランで勝利を収めた25日の中日戦(東京D)後、中継ぎ投手陣の奮闘を改めて称えた。

 打線は試合前までの時点で球団ワースト2位タイの9試合連続2得点以下で、7年ぶりの8試合連続ノーアーチ。

 この日は今季最少の2安打で逆転勝ちを収めたが、先発右腕・菅野が6回2失点で降板後は西舘、バルドナード、大勢が無失点リレーで菅野にセ・リーグトップタイの3勝目を届けた。

 阿部監督にとっては中大の後輩でもあるドラフト1位ルーキーの西舘勇陽投手(22)は2番手として7回に登板し、わずか9球で3者凡退にピシャリ。

 開幕戦でのデビューから10試合連続となる10ホールド目をマークし、2012年に田島慎二(中日)が記録したセ・リーグ新人最多記録に並ぶとともに、同年に高木京介がマークした巨人新人のシーズン最多10ホールドにも並んだ。

 来日2年目左腕のバルドナードも8回に3番手として登板して無失点。これで開幕から11試合連続無失点となっている。

 阿部監督は「こういうタイトな試合が続くと思うので。中継ぎ陣の頑張りで今の位置にいると思っている」と中継ぎ投手の奮闘に感謝。「なんとか打線で勝つ試合を1試合でもつくっていければなと思います」と気合を入れ直していた。

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