これが坂本勇人だ!5回まで無安打投球の柳から逆転3ラン 単独14位浮上の2340安打目ド派手に飾る

[ 2024年4月25日 19:52 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2024年4月25日    東京D )

<巨・中>6回、坂本は逆転3ランを放つ(撮影・西川祐介)
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 巨人の坂本勇人内野手(35)が25日の中日戦(東京D)で6回に逆転の3号3ラン。通算2340安打目をド派手に飾って“ミスター赤ヘル”山本浩二(広島)を抜き、NPB歴代単独14位に浮上した。

 “打撃の神様”と呼ばれた川上哲治(巨人)の13位記録は2351安打で、坂本は「あと11」に。相手先発右腕・柳に5回まで無安打投球を許していた巨人打線にとっては10試合ぶりの1試合3点目で、チームの本塁打も9試合ぶりとなった。

 坂本は「3番・三塁」に入って先発出場。0―2で迎えた6回だった。先頭の吉川が右翼フェンスを直撃する二塁打を放ち、待望のチーム初安打。菅野の代打・大城卓と門脇はともに初球を打って左飛に倒れたが、佐々木が四球でつないだ2死一、二塁で第3打席に入った。

 すると、柳が1ストライクから投じた2球目、内角高め直球を左翼スタンドに放り込んだ。0―2の劣勢を一瞬でひっくり返す一発。まさに千両役者だった。

 坂本は「5番・三塁」で開幕をスタート。先週は突如の打撃不振に陥った。だが、今季初めて3番に入った20日の広島戦(マツダ)では初回の第1打席に6試合24打席ぶりとなる安打を放つと、そこから3打席連続安打で今季初、通算185度目の猛打賞をマーク。

 5回降雨コールドでスコアレスドローに終わった21日の同戦も1安打を放ち、23日の中日戦(ひたちなか)では初回に先制打となる左前適時打を放って通算2339安打として山本の記録に並んでいた。

 【NPB通算安打ランキング】
1位 張本 勲(ロッテ) 3085
2位 野村 克也(西武) 2901
3位 王 貞治(巨人) 2786
4位 門田 博光(ダイエー) 2566
5位 衣笠 祥雄(広島) 2543
5位 福本 豊(阪急) 2543
7位 金本 知憲(阪神) 2539
8位 立浪 和義(中日) 2480
9位 長嶋 茂雄(巨人) 2471
10位 土井 正博(西武) 2452
11位 石井 琢朗(広島) 2432
12位 落合 博満(日本ハム) 2371
13位 川上 哲治(巨人) 2351
14位 坂本 勇人(巨人) 2340
15位 山本 浩二(広島) 2339
※所属は最終、現役は坂本のみ

 ▼坂本 全然打てていなかったので、最高の結果となり本当に良かったです。

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