広島ドラ2高「内角の制球に自信」　フリー打撃に初登板　新井監督は「長所を伸ばしてほしい」

フリー打撃に登板した広島・高（撮影・平嶋　理子）
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　広島の新人3投手がフリー打撃に初登板し、ドラフト2位左腕の高（大商大）が計25球（ボール10球）を投じて安打性0本に抑えた。

　対戦した打者5人のうち久保ら3人が右打者。その右打者に臆せず自慢の内角直球で押し続け、「内角の制球に自信がある。（大学時代の打撃練習で）内角に死ぬほど投げてきたので（死球を）当てることはないと思った」と胸を張った。

　最速151キロで、この日の最速は143キロ。それでも直球は球速以上の切れを感じさせ、田村ら左打者に対しては外角スライダーなどで幻惑する投球術も見せた。

　「実戦でレベルを上げられることをアピールできない限りは1軍に残れない」と高。見守った新井監督は「強気に内角を突くのが彼のスタイル。長所を伸ばしてほしい」と高評価した。