巨人・大勢　開幕暗雲…右ふくらはぎ痛でリタイア　今後は不透明

右ふくらはぎ痛のため帰京することになった大勢
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　巨人は8日、大勢投手（24）が右ふくらはぎ痛のため一時帰京し、治療、調整を行うと発表した。キャンプ初日からブルペン入りするなど、守護神定着に向け精力的に動いていたが、7日は足をつった影響で別メニュー調整となっていた。

　阿部監督は「開幕に合わせて頑張ってくれと言ってある。ふくらはぎは俺もやったことがあるし、大事な部位だから」と説明。現時点では開幕には間に合う見込みだが、今後の経過次第では不透明な状況になりかねない。「そこまで重症ではないと思うけど、焦らせたら（悪化が）もっと怖い」と慎重に話した。抑えに期待する右腕が出遅れれば、チームにとっては痛手となる。阪神から移籍したケラーや、昨季も抑えを務めた中川らを含め、守護神を見極めていくことになりそうだ。

　大勢は10日に宮崎に戻り、都城市の故障班に合流する。インスタグラムではランニング練習中に負傷したと明かし「幸い開幕まで時間がある、素晴らしいプレーを見せられるように、時間を費やします」などとつづった。