ソフトバンク小久保監督 先発ローテは和田毅に「頼らざるを得ない」 笑顔で全幅の信頼語る

[ 2024年1月22日 19:38 ]

ソフトバンク・小久保監督
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 BS日テレの特番「4年ぶり!ハワイに集結 日本プロ野球名球会」(後4・00)が21日に放送され、ソフトバンクの小久保裕紀監督(52)が和田毅投手(42)への期待の大きさを語った。

 名球会は昨年12月、4年ぶりにハワイでチャリティーゴルフを開催。その合間に元ヤクルト監督で名球会理事長の古田敦也氏(58)が小久保監督と巨人・阿部慎之助監督(44)の新監督2人にスペシャルインタビューを行った。

 終始和やかな雰囲気で3人でのトークが続くなかで、小久保監督はソフトバンクについて「主力選手が手本になれって言われ続けてきた」チームだとしたうえで「だから、柳田(悠岐)にしろ、今宮(健太)にしろ、中村晃…彼らは生え抜きですけど、近藤(健介)もいま主力なんで。彼らがとにかく若手の手本になってチームを引っ張る。それが理想です」とまずは語った。

 そして、オリックスが昨季までパ・リーグ3連覇中という現実をちゃんと直視し、これまで“常勝軍団”と言われてきたソフトバンクについて「常勝って言われ続けて3年勝ってなかったらもう常勝じゃないんで」とキッパリ。「チャレンジャーですよ、われわれは」と続けた。

 また、レギュラーとして決まっているのは野手では柳田と近藤の2人だけと強調。先発投手陣については「いまだに和田に頼らないといけない。この間、和田毅に“オレ本当はお前に頼りたくないけど頼らざるを得ないわ”っていうぐらい、43に」と笑顔で語り、2月21日に43歳になるベテラン左腕に全幅の信頼を寄せた。

 ここで元名捕手でもある古田氏が「ただ、速くなってないですか?エエ球投げてんなーと思って」と和田について指摘すると、小久保監督は「実際、彼は衰えてないように見えるんで」とキッパリ。古田氏が「逆に速くなってるぐらいじゃないですか?彼、20代、30代ぐらいそんなに速くなかった。137、8キロでピュッとくる感じやったけど」と印象を口にすると、小久保監督も「(現在は)145ぐらい」と目を細めた。

 そして、「“本音は頼りたくないけど、もっと楽なところでやらしてやりたいけど、ローテちゃんと守れよ”っていう話をこの前しました」と最後まで柔和な笑顔のまま話す小久保監督だった。

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