阪神から巨人移籍はレアケース?現役ドラフトで馬場皐輔が入団…過去には「空白の一日」など

[ 2023年12月8日 18:52 ]

阪神・馬場皐輔
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 阪神・馬場皐輔投手(28)が現役ドラフトで巨人移籍することが決まった。

 馬場は2017年ドラフト1位で仙台大から阪神入り。通算6年で106試合に登板した。

 <阪神から巨人入りした主な選手>

 【江川卓投手】1978年のドラフト会議直前に野球協約の隙をつく形で巨人と契約したが認められず、ドラフトでは阪神が交渉権を獲得。その後、金子鋭コミッショナー(当時)の「強い要望」もあり、阪神に入団した上で小林繁投手とのトレードで巨人入りした。いわゆる「空白の一日」。

 【鈴木弘規投手】1980~83年阪神で11試合に登板。83年オフに太田幸司とのトレードで巨人入り。1984年は巨人で6試合に登板した。

 【鶴見信彦投手】三菱自動車川崎から1988年ドラフト2位で阪神入り。90年オフに石井雅博とのトレードで巨人入り。翌年引退した。

 【ダリル・メイ投手】阪神で1998年、99年の2年で10勝にとどまったが、2000年から巨人移籍して2年で22勝を挙げた。

 【ジョージ・アリアス内野手】オリックスで2年プレーした後、阪神では3年間プレーして通算95本塁打。2005年は米マイナーでプレーし、2006年1シーズンだけ巨人でプレーしたが2本塁打にとどまった。

 【野村克則(カツノリ)捕手】2000年から3年間阪神でプレーし、106試合に出場した。2004年シーズン開幕前に金銭で巨人移籍。1年間のみの在籍で出場は3試合にとどまった。

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