阪神・岡田監督が説く“ゴルフの勧め”　プロ野球選手が取り組むべき“2つの理由”とは…

＜タイガース杯ゴルフ＞　笑顔でラウンドする岡田監督（撮影・大森　寛明）
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　阪神・岡田監督が、オフシーズンの“ゴルフの勧め”を説いた。

　1つ目のメリットに社交性を養える点を挙げた。球団のコンペに参加すれば、仲間だけでなく、裏方、フロントなど接点ができる。一緒に回れば、先輩・後輩の垣根を越えて意思疎通を図れるとあって「いろんな人の意見を聞くことも大事」と訴えた。

　2つ目は、遊び感覚で野球のヒントをつかめる可能性がある点だ。「違う競技をやるのもな、また違った意味で何か得るものもあると思うから」。自身が現役の頃は「ゴルフばっかりやってたもん」と、トレーニングの一環に位置付けていた。時代が変わって現在の選手は、オフシーズンでも継続的に体を動かすものの、「森で走ったらええねん。OBを打って」と、冗談を交えて外の世界の刺激を得るように求めた。

　この日は関係者を含めて179人の大コンペになった。ルーキーの門別らも参加。1、2軍の選手、スタッフがほぼ一堂に会し「みんなが集まるのはええよ。チームとしてもな」と結束力を喜んだ。（倉世古　洋平）