ソフトBのドラ6・大山「斉藤和巳さんのような大黒柱に」最速154キロ右腕が語った未来予想図

[ 2023年11月23日 05:00 ]

ソフトバンクと仮契約を終え、笑顔を見せた東日本国際大・大山
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 ソフトバンクからドラフト6位指名された東日本国際大・大山凌投手(21)が22日、仙台市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金は3000万円、年俸は800万円(金額はいずれも推定)。仮契約後、取材に応じた大山は「気持ちが引き締まる思いです。1軍でスタートを切れるように、シーズン通してケガをしない体をつくってから福岡に行きたい」と力を込めた。

 最速154キロの直球に多彩な変化球を持つ本格派右腕には、理想の姿がある。「斉藤和巳さんのような大黒柱になりたい」と大山。同球団で沢村賞に2度輝いた“大先輩”の背中を追い「先発で勝負したい」と意気込む。数日前にはメディカルチェックを行い、筑後市のファーム施設などを訪問。「寮の中も入らせてもらいました。あの素晴らしい環境で生活できると思うとワクワクします。(トレーニング)器具とかもたくさんあったので、使えるところを使って自分を成長させられれば」と目を輝かせた。(後藤 光志)

 ◇大山 凌(おおやま・りょう)2002年(平14)3月27日生まれ、栃木県出身の21歳。小学2年から野球を始め、中学は栃木下野リトルシニア、高校は白鴎大足利でプレー。南東北大学リーグでは計29試合に登板し通算13勝2敗。22年春に最多勝(4勝)、投手部門のベストナインに初選出。23年春に最優秀投手賞、2度目のベストナインに選ばれた。1メートル80、78キロ。右投げ右打ち。

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