高木豊氏 広島は西川移籍を「悲観的に考えなくていい」理由は「堂林、秋山、野間、末包、田村、大盛…」

[ 2023年11月23日 12:44 ]

高木豊氏
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 横浜、日本ハムで活躍した野球評論家の高木豊氏(65)が23日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。西川龍馬外野手(28)が保有していた国内FA権を行使して広島からオリックスに移籍したことについて言及した。

 「どうなる?西川龍馬の抜けた穴」と題した動画をアップ。今後の広島について、「西川はクリーンアップも打つことができるし、そのへんの穴は大きいかも分からないけれども」としつつ、「(西川が)ケガで離脱した時にそこまで勝敗が落ち込んだかというと、勝敗にはそんなに影響しなかったと考えている」と指摘。実際に球宴を挟んで10連勝(7月12~27日)した時には、西川は右脇腹痛で戦列を離れていた。

 また、新戦力の台頭も期待できるとし「例えば堂林を左翼にして、新外国人2人(レイノルズ、シャイナー)と、中堅に秋山、右翼に野間。あと末包が凄く成長してきている。そうなってくると末包という可能性もある。(西川が)いなかったらいなかったで楽しみは膨らむよね。そんな考え方だと思うよ、広島は」と言い、「末包は1年間使えば、どのくらいの本塁打数を稼いで、どのくらいの打点を挙げてくれるかっていう期待感を凄く持てるようになってきた」と話した。

 さらにオリックスからの人的補償があると言い、田村の打撃センスや大盛の俊足ぶり、ユーティリティーの上本についても言及し「そういうことを考えるといろんな楽しみがある」と言い、「そんなに悲観的に考えなくていい」と自身の見解を話した。

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