高橋雅裕氏　愛工大名電の先輩・工藤公康の凄いところを証言「一番尊敬できるのは…」

名古屋電気高校（現・愛工大名電）時代の工藤公康
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　大洋（現DeNA）、ロッテなどで15年プレー、ロッテ、楽天などのコーチを歴任した高橋雅裕氏（59）が高橋慶彦氏のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。名古屋電気高校（現愛工大名電）の1学年先輩だった工藤公康氏の思い出を明かした。

　高校の寮では工藤氏の部屋子（世話係）だった高橋氏。プロ入り後、工藤氏が活躍する姿を見て何も不思議に思わなかったという。

　「練習めちゃくちゃするんですよ。それを見てる人間からすると活躍しても不思議ではなかった。僕が一番（工藤氏を）尊敬出来る出来るところは練習したっていうところ。これだけの人でもこれだけ練習するんだって思った。そこは見習わないといけない」

　昭和の寮生活だが、工藤氏からの「理不尽に怒る、叱る」はなかったという。

　工藤氏が高3夏の甲子園、長崎西戦でノーヒットノーランを達成した試合は2年生ながら二塁を守っていた。

　その試合、唯一センター前に抜けそうな打球を足を使って回り込んで正面で弾き、安打ではなく「失策」にしたことで、高橋氏は工藤氏に“恩”を返した。