マスターズ甲子園の日本一決定戦で浦和学院が勝利 今年他界した三浦貴さん(元巨人)に栄冠を届ける

[ 2023年11月12日 16:45 ]

第20回記念大会 マスターズ甲子園2023 ( 2023年11月12日    甲子園 )

三浦貴さんの祭壇に飾られた写真
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 元高校球児の夢の実現を目指す大人の甲子園大会「マスターズ甲子園2023」は、2日間の日程で地方予選を勝ち抜いた14チームと、OB日本一を決める東西代表6チームの計20校、939選手が参加した。12日は20回記念として全国高校野球OBトーナメントの日本一決定戦が行われ、東日本1位の浦和学院(埼玉)が西日本1位の今治北(愛媛)に逆転勝利し、日本一に輝いた。

 今年7月に元巨人で母校のコーチを務めていた三浦貴さんががんのために45歳で死去。「三浦の魂と一緒に甲子園へ」とOBが結束。東日本1位で日本一決定戦に進出し、初回に3点を先制されたが、2回に伝統の全員野球で攻撃をつなぎ逆転した。13年春選抜の優勝監督で春夏甲子園21回出場の森士(おさむ)前監督も投手としてベンチ入り。横浜、西武、巨人でプレーした石井義人も勝利に貢献し「浦学のユニホームで日本一になれたのは最高です」と歓喜の輪に加わった。

 ◇第2日の成績
伊丹北(兵庫)2―2富山県選抜
日高中津(和歌山)15―4追手前(高知)
田辺(和歌山)5―2国府(愛知)
九産大九州(福岡)5―1大谷室蘭(北海道)

 ▽OBトーナメント日本一決定戦
浦和学院(埼玉)9―6今治北(愛媛)

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