“慶応ボーイ”の楽天・津留崎が90万円ダウンでサイン 母校の活躍に「負けていられない」

[ 2023年11月5日 16:58 ]

契約更改交渉を終えて取材に応じた楽天・津留崎
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 楽天の津留崎大成投手(26)が5日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、90万円減の年俸860万円でサインした。

 4年目の今季はプロ入り後では最も少ない7試合の登板にとどまり、0勝0敗、防御率1・86という成績だった。登板数は減らしたものの、防御率は大幅に改善し「今までで一番手応えのあったシーズン。苦労していた左打者の反応も良くなった」と振り返った。

 テークバックの小さなフォームから力強い球を投げ込むリリーフ右腕は、シーズン終了後の10月19日に右肘のクリーニング手術を受けた。現在はリハビリに励んでおり「あと2週間ぐらいでキャッチボールを始められる。(来季の)開幕1軍を目標に、リハビリを頑張っているところ」と状況を説明した。

 母校の躍進に刺激を受けている。今夏の甲子園では慶応高が全国制覇を成し遂げ、慶大は東京六大学の秋季リーグ戦で4季ぶりに優勝した。「僕も負けていられない。来年は勝負の1年になる」と津留崎。まずはケガを治し、万全の状態でプロ5年目のシーズンに臨む。(金額は推定)

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