日本シリーズ第3戦以降の展望…甲子園球場の“魔物”が敵になるか味方するか?能見篤史氏「確認しないと」

[ 2023年10月29日 22:17 ]

SMBC日本シリーズ2023第2戦   オリックス8―0阪神 ( 2023年10月29日    京セラD )

日本シリーズ<オ・神(2)>球場を訪れた(左から)前田健太氏、能見篤史氏、内川聖一氏、松田宣浩氏(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神、オリックス両チームでプレーした能見篤史氏は「1勝1敗のタイ。甲子園でどうなるか?」と甲子園球場に舞台を移す第3戦以降で展開が変わると予想した。

 何よりあの球場の雰囲気だ。

 能見氏は「日本シリーズになるとまた雰囲気も変わると思う。声援もいつも以上の声援が起こると思う」と説明した。

 ただ、今季は交流戦でオリックスは甲子園に乗り込んでプレー。2勝1敗と勝ち越している。

 能見氏は「経験できているというのはよかった」としながらも、「(交流戦は)接戦だったので1球ごとの歓声に驚いていた」と指摘した。

 広島時代に敵地として何度も甲子園球場での戦いを経験したツインズの前田健太は「甲子園球場の大歓声の中だと外野の連係など声が聞こえなくてお見合いが起こったりする可能性ある。オリックスの野手の方は甲子園に行ったら確認事とかしっかりやらないと、そういうミスが起こる。(阪神には)ホームアドバンテージとしてあり得るかなと思う」と、甲子園の“声”が勝負を左右する可能性を指摘した。

 能見氏は「あと風ですね。こればっかりは(どの方向に吹くか)確認しないとねえ」と秋は向きが変わると言われる甲子園の風にも注意を促した。

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