松田宣浩氏「野球はもうやりたくない」？　引退後は「次の日起きれなくなるぐらいお酒飲んでます」

今季限りで引退した松田宣浩氏（撮影・須田　麻祐子）
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　今季限りで現役を引退した松田宣浩氏（40）が29日に放送された日本テレビ「サンデーPUSHスポーツ」（日曜後4・55）に出演。「いつかは野球界のために恩返ししたい」と将来の目標を明かした。

　松田氏はソフトバンクで一時代を築き、2度のWBC出場や19年のプレミア12では世界一にも貢献。ゴールデングラブ賞を三塁手として史上最多の8度受賞。今季から巨人に加入したが、出場12試合で1安打のみと振るわず。それでも「熱男ポーズ」や明るい性格などでムードメーカーとしてファンを魅了。プロ18年間で1832安打という輝かしい成績を残し、現役生活に別れを告げた。

　番組MCのお笑いコンビ「麒麟」川島明から「引退してまだそんなに経ってないですけど、生活に変化は?」と質問されると、松田氏は「お酒を飲み過ぎたら次の日の試合に影響するとか気にしなくて良くなったので、二日酔いになるぐらいまで飲んでます。次の日起きれなくなるぐらい」と話し、スタジオの笑いを誘った。

　続けて今後やってみたいことを聞かれると「野球はもうやりたくないです」ときっぱり。ゲスト出演のタレント・中山秀征から「思わずバットを振ってしまうことは?」と尋ねられると、松田氏は「いや、もういい（振らない）ですね」と返答。まずは野球から一度距離を取りたいと明かした。

　監督には興味がないのかという質問については「いつかは野球界のために恩返ししたい。次は指導者として、いつになるか分からないけど喜びを選手のみんなと味わってみたい。それを楽しみに日々過ごしていきたいと思います」とコメント。これに川島は「エステとか経営しないでくださいよ（笑）」とツッコミ、周囲が笑いに包まれた。