近江が京都国際に敗れ近畿4強入りならず 先発・西山が9回1失点好投もサヨナラ負け

[ 2023年10月29日 16:12 ]

高校野球秋季近畿大会 準々決勝   近江0-1京都国際 ( 2023年10月29日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<京都国際・近江> 近江の先発・西山は8回まで無失点の力投を見せるも9回にサヨナラ打を浴びる (撮影・後藤 大輝)  
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 近江がサヨナラで京都国際に敗れ、来春の選抜出場が濃厚となる4強を逃した。

 1球に泣いた。先発右腕・西山恒誠(2年)は8回まで5安打無失点と好投。しかし援護はなく、0―0で迎えた9回1死二塁で甘く入った初球のスライダーを痛打され、左前にサヨナラ打を浴びた。

 「我慢勝負で、最後、自分が負けてしまった。悔しいです」

 今秋の滋賀大会では最長6イニングだったが、近畿大会に進むと初戦で76球完封。この日も8回1/3を1失点と、成長を実感する秋になった。「初めて長いイニングを任されて、自分の投球ができたのは収穫。冬は下半身を鍛えてリベンジしたい」と涙を目にためながら、強く決意した。

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