Wシリーズ Dバックスは「遅咲き右腕」の先発ケリーが7回1失点 3月のWBCでは日本との決勝で先発

[ 2023年10月29日 16:27 ]

ワールドシリーズ第2戦   ダイヤモンドバックス9―1レンジャーズ ( 2023年10月28日    アーリントン )

7回1失点の快投で勝利に貢献したダイヤモンドバックスのケリー(AP)
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 ダイヤモンドバックスは「遅咲き右腕」の快投で勝利。対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 ダ軍は先発・ケリーが7回を3安打1失点で9奪三振。3回までは無安打で失点はソロ本塁打による1点のみ。無四球と抜群の安定感を披露し「1球1球を丁寧に投げられた」と胸を張った。

 35歳のベテラン右腕。今年3月のWBCに米国代表の一員として出場し、同21日の侍ジャパンとの決勝戦に先発した。

 メジャーデビューは30歳だった19年と遅咲き。15~18年は韓国プロ野球のSKワイバーンズでプレーし、4年間で計48勝を挙げた。当時は午前中に大リーグの試合をチェックするのが日課。ビッグリーグでのデビューを夢見ていた男は「ワールドシリーズで投げるなんて、誰も予想できなかったと思う」と実感を込めた。

 30日(日本時間31日)の第3戦は本拠地に舞台が移る。元ヤクルトのトーリ・ロブロ監督は「大きな勝利だ。ケリーは先発するたびに良くなっている。チェンジアップが素晴らしかった。彼のおかげで勝てた」と先発右腕を称えた。

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