ロッテ・谷保さん2100試合目“最後の”アナウンスで涙、涙…場内は谷保コール サプライズの花束も

[ 2023年10月7日 17:01 ]

パ・リーグ   ロッテ1ー4オリックス ( 2023年10月7日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>場内アナウンスを卒業する谷保恵美さん(前列中央)と記念撮影するロッテナイン(撮影・沢田 明徳)
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 パ・リーグ3位のロッテは7日、本拠(ZOZOマリン)でオリックスと対戦。91年から33年間場内アナウンス担当を務め、今季限りでアナウンス業務を卒業することを決断していた谷保恵美さん(57)が、本拠地最終戦で“美声”を響かせた。

 最終戦セレモニー後、ZOZOマリン約3万人の大観衆の前で谷保さんが“最後”のアナウンス。「マリーンズファンの皆さん、今シーズンもたくさんの応援をいただきまして誠にありがとうございました。クライマックスシリーズ、日本一に向けて、千葉ロッテマリーンズへの熱いご声援をよろしくお願いいたします。レギュラーシーズン最後となりました。また今シーズン中に皆さまがこの球場にいらしていただけること…願っております。今まで…ありがとうございました」と感謝の思いを伝え、涙した。

 「卒業」セレモニーは固辞していたが、試合後にはグランドに降り、益田らナインから花束が渡され、ライトスタンドからは「谷保」コールが響き渡った。

 ZOZOマリンでのレギュラーシーズン最終戦を終え、アナウンスは節目の2100試合目に到達。CS、日本シリーズが開催される可能性もあり谷保さんは「最後までしっかりと業務を遂行しマイクを置きたい」とコメントしていた。

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