ロッテ26イニング無得点で4連敗…朗希48日ぶり復帰登板も3回1失点で3敗目 打線わずか2安打で完敗

[ 2023年9月10日 19:34 ]

パ・リーグ   ロッテ0―2オリックス ( 2023年9月10日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>初回、森に先制適時打を打たれ悔しがる佐々木朗希(撮影・沢田 明徳)
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 ロッテが26イニング無得点で4連敗を喫した。左脇腹の肉離れで戦線離脱していたロッテ・佐々木朗希投手(21)が、7月24日のソフトバンク戦以来48日ぶりとなる復帰登板。最速161キロを計測するなど3回45球2安打2奪三振1四球1失点と左脇腹の故障の影響を感じさせない投球を見せた。しかし、相手先発左腕・宮城の前に打線が沈黙。わずか2安打で完敗した。

 朗希にとって48日ぶり、今季14度目の先発マウンド。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でともに先発の柱として世界一に貢献したオリックス・山本由伸が戦後初となる2年連続ノーヒットノーランを達成した翌日。しかも同じ01年生まれで仲の良い宮城大弥との投げ合い。そして、前日に続きヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(56)も視察。復帰登板とはいえ快投に期待が高まる中で「怪物」が本拠のマウンドに帰ってきた。

 初球いきなり159キロ、2球目には160キロをマーク。本拠マリンのスタンドからどよめきが起きる中、4球目にも160キロを計測し、先頭打者の佐野を三ゴロに仕留めた。しかし2番・宗には初球の157キロ直球をうまく捉えられ、あわや本塁打の右翼フェンス直撃の二塁打を許す。3番・中川は2球目157キロ直球で詰まらせ一ゴロに仕留め2アウト三塁。4番・森への4球目に161キロをマークしたものの、6球目160キロ直球を左前に運ばれ先制を許した。

 2回は先頭の6番・杉本に四球を与えた後、7番・紅林からフォークでこの日初めてとなる三振を奪った。池田を遊ゴロ、宜保を左飛に打ち取り18球を投げ無失点。3回は、この日初めて3者凡退に斬って45球2安打1失点で復帰マウンドを降りた。

 しかし、前日に続き打線が沈黙。宮城に5回2死まで無安打に抑えられたが、ようやく岡が2死二塁から左前打を放った。二走・安田が同点のホームを狙ったが好返球に阻まれ無得点。

 7回には2番手カスティーヨが1点を失い2点を追う展開も、8回まで岡の1安打だけ。結局、宮城に8回1安打無得点の快投を許し、最後は守護神・平野佳に締められ2日連続の零敗。首位との直接対決に連敗し、2位ながら貯金はわずか4となった。打線は7日ソフトバンク戦(ペイペイD)の初回に3得点して以来26イニング連続無得点。佐々木朗は今季3敗目(7勝)を喫した。

 ▼佐々木朗 先制を許してしまいましたが、ケガなく投げれたので良かったです。

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