川藤幸三氏「甲子園は3000円だけ」 阪神と巨人の“待遇の違い”に驚き「信じられんな」

[ 2023年9月2日 19:24 ]

阪神OB会長の川藤幸三氏
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 阪神の川藤幸三球団OB会長(74)が2日に放送されたフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演。現役時代の甲子園での“ホームランボーナス”について明かした。

 番組では先週に引き続き巨人と阪神のOBが集結。阪神OBとして川藤幸三氏をはじめ、江本孟紀氏(76)、藪恵壹氏(54)、桧山進次郎氏(54)の4人が参加。巨人OBからは角盈男氏(67)、岡崎郁氏(62)、高橋尚成氏(48)、清水隆行氏(49)の4人が参加し、MCの「ダウンタウン」浜田雅功(60)と両軍の“因縁のライバル関係”について爆笑トークを披露した。

 両球団の待遇について話題が及ぶと高橋氏が「僕が一年目、日本シリーズで完封した時に賞金が120万円出たんですよ。あの時、長嶋さんとトイレでお会いした時に“尚成ビッグマネーだビッグマネーだ”って言われたんです。その言葉の意味が一年目なので分からなかったですけど、フタを開けてみたら120万円の賞金がポンッと入ってきたんです」とコメント。

 同じ巨人OBの岡崎氏も「僕は藤田監督の頃だったんですけど、お前たちは賞金を渡してもすぐに使うから金の延べ板にしようって。300万円分くらい」と明かし、周囲から驚きの声が上がった。

 これに阪神OBの川藤氏が「今のジャイアンツの話で金の延べ棒なんちゅうのは、どっからとってきたんやという話。信じられんな」とポツリ。自身の現役時代を振り返り「甲子園はホームラン打ったら阪神電鉄から3000円だけ」とコメント。「後楽園(巨人の元本拠地)なんかは野球盤や化粧品とか結構色んなものが出てきた。だけど甲子園は3000円だけ」と強調した。

 すると桧山氏が「僕らの時はある程度スポンサーさんがおられて、第一盗塁や第一安打。投手だったら第一三振とか第一アウトとかも全部(商品が)もらえました」と説明。これを聞いた川藤氏は「桧山の時代は文句なしに良い。ワシらの頃はスポンサーなんて来やへん。(それで)どこでも一緒だったのがダブルプレー賞のトマトジュース」とコメント。江本氏も「あったね。トマトジュースだけ」と話し、スタジオの笑いを誘った。

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