広島・小園 55打席ぶり5号&2戦連続マルチ もう負けられない「優勝するために一つのプレーが大事に」

[ 2023年9月2日 05:02 ]

セ・リーグ   広島3-5中日 ( 2023年9月1日    マツダ )

<広・中>4回無死、小園は右越え本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 広島・小園が2試合連続のマルチ安打で気を吐いた。まずは3点を追う4回だ。仲地の145キロ直球を捉え、右翼席最前列へ反撃の5号ソロ。「塁に出ることを考えていた。(スタンドに)入ってくれて良かった」。8月15日の阪神戦以来、出場15試合55打席ぶりの一発となった。新井監督からは「内角の難しい球。しっかりバットが振れていると思うし、いい反応だった」と称えられた。

 ベンチスタートの菊池に代わり、3試合ぶりに二塁で先発した。6回の守備では石川昂のゴロをはじいて失策。その裏の打席で「取り返せるように」と中前打を放ち、堂林の左前適時打で2点目のホームを踏んだ。

 自力優勝の可能性が再び消滅。負けられない試合が続く。「優勝するために一つのプレーが大事になってくる。きっちりやっていきたい」と攻守での貢献を誓った。(長谷川 凡記)

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