西武6年目・西川愛也が100打席目でプロ初本塁打「この1年覚悟を決めている」

パ・リーグ   西武―オリックス （ 2023年8月22日    ベルーナD ）

＜西・オ＞8回、ソロ本塁打を放ち笑顔でハイタッチをかわす西川　（撮影・白鳥　佳樹）
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　西武6年目の西川愛也外野手（24）がプロ初本塁打を放った。

プロ通算100打席目で記念すべき一発に「スコーンとバットが抜けました。何も考えていない時に出るんだなと。こう打ちたいとか思っていたら出なかったし、タイミングだけ考えて打ちにいったら打てました」と笑みがこぼれた。

　0―5と劣勢の8回1死。オリックス左腕・山田の内角シュートに反応すると、打球は右翼席に一直線。ヒントは嶋打撃コーチに教わった左でボールを後ろから見る感覚だった。「体が寄らずに、後ろから見ると軸がしっかりして、今はイメージがいい」と好感触だ。

　今季は自身の連続打席無安打を「62」で止め、バットでのアピールが続く。3年目の長谷川、ドラフト1位蛭間ら若手外野手争いが続くが「今年入る時からこの1年、覚悟を決めてやると決めていた。ここから巻き返せるように頑張りたい」と言葉にも熱がこもっていた。