【落合×赤ヘル対談】山本浩二氏「右打者でナンバーワン」と評した選手 落合氏の評価は?

[ 2023年8月22日 17:00 ]

収録に臨む落合博満氏(左)と山本浩二氏(撮影・沢田明徳)
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が22日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「博満の部屋」の第3回目として、広島一筋でプロ野球歴代4位の通算536本塁打を放ち、“ミスター赤ヘル”と称された山本浩二氏(76)をゲストに招いて対談を行った。

 今回の動画の中では、浩二氏から落合氏へどうしても聞きたいこととして「右打者の右打ちのうまいやつというのは、ワシは1人いるんやけど。内川(聖一)。こいつの右打ちなんか、天下一品や思うんやけどな。あのヘッドの負けないね。内川どう思ったかなと思って」と質問をぶつけた。

 内川氏は通算2186安打で昨年限りでNPBを引退した。横浜(現DeNA)時代の08年に右打者最高打率となる.378で首位打者を獲得。11年にはソフトバンクで打率.338と史上2人目となる両リーグ首位打者となった。浩二氏が侍ジャパン監督を務めた2013年の第3回WBCでは主力選手として活躍した。

 落合氏は「ヒットだけ打たせればいくらでも打つんだろうなっていう、そのくらいの認識」と語った。「後ろに誰がいるかっていうことを考えた時にね、当時は横浜で村田(修一)がいたんですよ。その後に吉村(裕基)がいてね。どこで切るかっていうことで、(中日)監督の時っていうのは、けっこう頭悩ませてくれたバッターですよ。ホームランは打たれないんだから、勝負してもいいんじゃないのかっていうことで、けっこう右にも左にも打たれたっていう印象を持っている」と評価した。

 浩二氏は「右打者でこいつが、ずっと見ててナンバーワンかと思うけどな」と話した上で「実はこいつ(内川)は大分出身で、カープも獲れたわけなのよ。それが横浜行ったから。何でこいつを獲れんかったかな思いながら、ずっと若い時から見ていた」と明かしていた。

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