【甲子園】慶応 延長10回の激闘制し15年ぶり8強入り!5番・延末が5打点大暴れ

[ 2023年8月16日 13:32 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第10日・3回戦   慶応6―3広陵 ( 2023年8月16日    甲子園 )

<広陵・慶応>初回、適時打を放つ慶応・延末(撮影・藤山 由理)
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 大会第10日の第2試合では、5年ぶり19回目出場の慶応(神奈川)が延長10回の激闘の末、6―3で今春のセンバツ4強の広陵(広島)に勝利。08年以来15年ぶりの8強入りを果たした。準々決勝では、沖縄尚学(沖縄)と対戦する。

 初回2死二、三塁から延末藍太(3年)の左前2点適時打で2点を先取。3回1死二、三塁からは延末の二ゴロの間に3走・八木陽(3年)が生還し加点した。同点の無死一、二塁から始まるタイブレーク延長10回には、1死満塁から渡辺千之亮(3年)の二ゴロが相手失策を呼び込んで勝ち越し。2死満塁から延末が右前2点適時打して、この回3点を勝ち越した。

 投げては、2年生のエース右腕・小宅雅己は切れの良い直球と鋭いスライダーを武器に粘りの投球。得点に走者を背負いながらも、丁寧にコースをついて6回まで2失点に抑えた。7回に左腕・鈴木佳門(2年)が同点にされたが、9回から登板の右腕・松井喜一(3年)が好投し、勝利につなげた。

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