日本ハムが4連勝　支配下復帰の王柏融が今季初出場で2打点　ポンセが5度目の正直で354日ぶり勝利

パ・リーグ   日本ハム4―0ロッテ （ 2023年8月16日    エスコンF ）

＜日・ロ＞2回、古川の二塁打で生還しベンチの選手らと笑顔でタッチを交わす王柏融（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムは16日にエスコンフィールドでロッテと対戦し、5―0で快勝し、今季3度目の4連勝を飾った。

　15日に1軍に今季初昇格した王柏融（ワン・ボーロン）がチームに勢いを生んだ。「8番・DH」で今季初出場初先発を果たすと、上川畑の先制中前打が生まれた2回、なお1死一、三塁で迎えた第1打席に左中間へ2点二塁打。この回4得点を呼んだ。育成選手としてのスタートとなった今季、7月30日に支配下登録された。ようやく訪れたチャンスで結果を出した。

　4回には松本剛の右翼への適時三塁打、8回には古川の右犠飛で1点を追加して試合を決めた。

　投げては今季5度目の先発となったポンセは初回1死から3連打を浴びて満塁のピンチを背負ったが、中村奨を三ゴロ、ブロッソーを右飛に抑えた。2回も2安打されながら無失点。3回以降も走者を背負ったが、150キロ超の直球を軸に本塁を踏ませず、6回8安打無失点。7回は福田、8回は石川直、9回は北浦と4投手による完封リレーとなった。

　ポンセは5度目の先発で今季初勝利を手にした。昨年8月27日のソフトバンク戦（札幌ドーム）でノーヒットノーランを達成して以来、354日ぶりの白星だった。