菊池雄星 自身メジャー初の10勝目お預けも、6回1失点力投 8月3試合登板で驚異の防御率1・42

[ 2023年8月16日 13:23 ]

ブルージェイズの先発・菊池雄星(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が15日(日本時間16日)、本拠地で行われたフィリーズ戦に先発した。6回4安打7奪三振1失点と力投も、同点のまま降板したため勝敗はつかず。メジャー自身初の10勝はお預けとなった。

 2回まで完全投球と立ち上がり、3回には1死から安打を許したが後続を断って無失点を続けた。

 0-0の6回、先頭のソーサに三塁内野安打を許すと、続くロハスに左翼線適時二塁打で先制点を献上。それでも後続を抑えて最少失点で切り抜けた。

 直後の6回、味方打線が4番・スプリンガーの適時打で同点に追いついた。7回からは2番手・ガルシアにリレーした。6回を終えて降板した菊池に勝敗はつかなかったが、チームは8回に勝ち越し。2-1でフィリーズを下し、2連勝した。

 菊池は2019年のメジャー初登板以降、2021年の7勝が自己最多。8月2日・オリオールズ戦で9勝目を挙げ、渡米5年目で初の2桁勝利に王手をかけた。通算防御率は3・44で、8月は同1・42と安定した投球を見せているだけに次戦こそ白星をつかみたいところだ。

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