ヤクルト塩見「下半身のコンディション不良」で登録抹消 前夜走塁中に腰へ手をやり、うずくまる

[ 2023年8月16日 16:19 ]

<ヤ・D>3回、走塁で負傷した塩見(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの塩見泰隆外野手(30)が16日、出場選手登録抹消となった。

 塩見は前日15日のDeNA戦(神宮)に「1番・中堅」で先発出場。0―4で迎えた3回、1死走者なしの場面で入った第2打席で相手先発右腕・バウアーから遊ゴロを放った際に負傷した。

 一塁への走塁中に左手を腰にあて、スローダウン。苦しそうになんとか一塁ベースへ到達したが、そのままうずくまって動けなくなった。

 コーチ陣やトレーナーが次々に駆け付け、三塁コーチャーの河田外野守備走塁コーチがジェスチャーで担架を要請。係員が担架を持って駆け付けたが、塩見はかなり苦しそうな表情で体を動かすこともできなかった。担架に乗せられても横になることができず、なんとか腰掛けて一塁側ベンチに運ばれていた。

 塩見は下半身のコンディション不良から7月27日に復帰したばかり。試合後、高津臣吾監督(54)は塩見の状態について聞かれると「腰ですね。腰が抜けたような感じになったみたいです」とコメントしたうえで「まあ、無理でしょうね。分からないですけど」と登録抹消を示唆していた。

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