慶応 初戦は北陸と対戦 清原和博氏次男・勝児 父が全国制覇した夏の舞台へ

[ 2023年8月3日 14:20 ]

<慶応・横浜>逆転で横浜を破り、優勝を決め歓喜の慶応ナイン(撮影・会津 智海)
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 第105回全国高校野球選手権記念大会(6日から17日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が3日午後2時から大阪市内で行われた。

 5年ぶり19度目の出場となった慶応(神奈川)は初戦で北陸(福井)と対戦が決まった。大会第6日第3試合で対戦する。

 西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(2年)は、今春選抜は「5番・三塁」で出場も、今夏は背番号15とあってベンチスタートが濃厚だ。

 大阪入りの際、「いよいよ来たな!との思いがより強まりました。本当に楽しみ」と話し。父からは「夏の甲子園は本当にすごい場所。精いっぱい頑張ってこい」と激励で送り出された。1985年夏、PL学園の4番として5本塁打を放ち、全国制覇した父と同じ聖地を踏みしめる喜びを改めてかみしめた。

 大村主将は「やっと実感が沸いてきたなという感じ。甲子園だからと特別なことはなく、今まで練習してきた野球を甲子園の舞台でも今まで通り発揮するだけだと思う」と意気込み。

 「『エンジョイベースボール』の言葉通り、野球の本当の楽しさを自分たちは知っている。その楽しさを表情とかプレーに出していく、そういう戦い方が慶応義塾の特徴だと思います」とし、目標は「日本一、それだけです」と力強かった。

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