大谷翔平 今季自己ワーストタイの1試合3三振 難敵左腕・バルデスに大苦戦 エ軍は6点差追いつく

[ 2023年7月16日 12:26 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアストロズ ( 2023年7月15日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロズ>3回、大谷はニゴロに倒れる(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が15日(日本時間16日午前10時7分)、本拠地で行われたアストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。第4打席まで無安打、3三振を喫した。

 相手先発は左腕・バルデス。今季17試合に投げ7勝6敗、防御率2.51。大谷がメジャーで最も多く対戦している投手で38打席に立ち31打数4安打、打率.129、1本塁打、2打点と苦手にしていた。

 初回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席は二ゴロ。5回の第3打席は140キロ台後半の高速チェンジアップとカーブで空振り三振に倒れた。7回の第4打席では。打席途中、カウント1-1からバルデスが緊急降板。2番手右腕・スタネックとの対戦となったが、空振り三振を喫した。

 チームは2回にレンヒーフォの右中間3ランで先制も、先発のデトマーズがつかまり、3回、4回と続けて2失点を喫してリードを許した。7回にも5点を失ってリードを広げられた。攻撃陣はバルデスに苦しめられ、6回まで13三振を喫した。それでも6点を追う7回、1番・ネトが反撃の2ランで4点差に迫ると、モニアク、エスコバルが連打。続くムスタカスが起死回生の3ランを放って同点に追いついた。

 後半戦開幕となった前日の同カードで、大谷は「2番・投手兼DH」で出場。打撃は2安打も、守備の乱れもあり5回0/3を5失点(自責点4)で5敗目を喫した。

 ここまでチームは6連敗。直近11試合は1勝10敗の急落ぶりで今季最多の借金2。9年ぶりのポストシーズン(PS)進出はさらに厳しい状況となり、8月1日(同2日)のトレード期限を前に移籍報道も過熱してきた。

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