DeNA守護神・山崎、救援に配置転換へ!三浦監督「クローザー外します。リリーフとして貢献してもらう」

[ 2023年7月16日 12:35 ]

<D・広>9回途中、マウンドで山崎(中央)に声を掛ける三浦監督(右)(撮影・島崎 忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAの三浦大輔監督が、守護神・山崎康晃投手の中継ぎへの配置転換を決断した。こここまで33試合6敗20セーブ3ホールド、防御率・4・45と安定感を欠いた右腕に対する判断。16日の試合前に明かした指揮官の胸の内を、一問一答形式で紹介する。

 ――山崎投手ですが、きょうはもう会いましたか?

 三浦監督(以下監督) 会いましたよ、クローザーを外します。本人ともその話をしました。

 ――苦渋の決断?

 監督 チームで戦っていく上で、外したほうがいいと決断したわけですから。本人にも伝えて、後半からはリリーフとしてチームに貢献してもらいます。今日は上がりです。ベンチには入りません。

 ――今日話したんですか?

 監督 きょうです。

 ――代役は?

 監督 いるメンバーでやっていきます。

 ――20セーブしているところも1つの評価だと思うが、6敗が1ポイント?

 監督 それだけではない。チームとして結果だけではなく総合的に判断して、きょうに至りました。

 ――何が一番苦しんだ要因なのか?

 監督 いろいろある。スキル的にもメンタル的にも。本人も苦しんでいた。結果を求められるところで、しんどいポジションで、そこはでもチームとして戦っているので、このまま続けてていくわけにはいかないということで判断しました。

 ――2軍再調整の選択肢はあったか?

 監督 選択肢はいろいろありますよ。その中で、どうしたらチームのためになるのか、やはりリリーフとして決断したわけですから。

 ――どういう形で本人に伝えたのか?

 監督 まず結論から話しました。それで、投手コーチの方から詳しく話してもらいました。本人とは、クローザーとしてチームに貢献するだけではなく、リリーフとしても貢献してくれと言いました。本人は多くを語ってはいませんでした。神妙な形で聞いていました。

 ――代わりの守護神はその試合その試合で?

 監督 まだ決めていないです。ここでは言わないです。

 ――投手キャプテンという立場で責任も重かった?

 監督 そこは自分で選んだところ。投手キャプテンはおととしあたりから言っていたこと。そこで、やらないといけないし、そこは言い訳にはならない。キャプテンとしてやっていくわけですから。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月16日のニュース